施設をオープンして困っている人を助けたい!という大きな夢を持っている個人起業家さんからのご相談を受けました。
でも、施設を作って運営する費用はどうしよう。借金する?
ビジネスを始めても困っている人からお金を取っていいのかな?
そもそも目標が大きすぎて何から始めたらいいのかわからない…
そんなお悩みに対して、ちょっと厳しめに、現実的にお答えしていきたいと思います。
《目次》
個人起業家はお金をかけずにお金を稼ぐ!借金はNG!
個人起業家として大きな夢や目標を掲げることは決して悪いことではありません。
でもそれを達成するのに何十年もかかったり、莫大な資金が必要で一人で借金を抱えないといけない、というのは現実的ではないですよね。
個人的に借金をしてまでビジネスをするのはおすすめしていません。個人起業家は一転びアウトです!まずはゴールから逆算して考えていって、お金をたくさんかけなくても今の自分にできることを考えてみましょう。
お金をかけずにお金を稼ぐ!これはアイディア次第でいくらでもできます。
オンラインを活用して固定費を抑えて利益を出す
お金をかけずにお金を稼ぐ方法の一つとして、オンラインの活用を考えてみてください。
例えばリアルで店舗や施設を構える場合に比べて、オンラインでZoomを使ってお客様と交流すれば、月々の固定費はかなり抑えることができます。
最終的にはリアル店舗を持ちたい、でも、その前段階として、お客様とコミュニケーションを取る場としてオンラインはぜひ有効活用してもらいたいですね。
まずは小さく、でも着実に!お客様のリアルな声を聞ける機会を作る
では、オンラインを活用してどうやってお客様とコミュニケーションを取ればいいのでしょうか?
ここでは、皆様お馴染みのLINEやFacebookのグループを使った方法を紹介しますね。
- まずはLINEやFacebookを使ってグループを作ります。
- そのグループに、自分のビジネスに興味を持ってくれそうな人を集めます。
(最初は無料でいいと思います。) - そこで、無料で相談に乗ったり、お悩みや疑問に答えていきます。
- こうやってコミュニケーションをとっていくことで、見込み顧客になる方々の悩みやニーズを知ることができます。
- 無料で相談にのるうちに信頼関係を構築することもできます。アンケートなどをとって、それを今後に活かすのもいいでしょう。
データをとって数値でわかるようにする
無料(ボランティア)で相談に乗り続けるだけでなく、しっかりビジネスにしていく必要があるので、お客様が何に悩んでいるのかがわかってきたら、それを必ずデータとして取っておきましょう。数値でわかるようにできたらさらにいいですね。
具体的なデータや数値はかなり信頼性があります。
これは、将来誰かと一緒にビジネスをするときや、資金を援助してもらうときなどにも、説得材料として役立つでしょう。
お客様向けと同業者向けのビジネスモデルを考えて人脈を作っておく
最後に、こちらは応用編ですが、お客様向け(BtoC)のビジネスモデルだけでなく、知識・スキル・ノウハウを同業者向けに提供する(BtoB)ビジネスモデルも考えて、活動することもおすすめです。
業種にもよりますが、将来的に自分が育てた人たちにビジネスを任せていける仕組みができたら、ビジネスの継続率も上がりますよね。
ビジネスの規模を大きくしたいという目標を持っている人ほど、このビジネスモデル構築が役に立つのではないかと思います。
大きな夢や目標を持って、愛を持ってがんばっていても、いつまで経っても成果が出なかったり、資金繰りに悩まされたら、ビジネスの継続はできないですよね。
愛を持ってビジネスをしているからこそ、利益を出さなきゃダメです!
お金をたくさん稼ぐことをネガティブに考える人はまだまだ多いですが、利益を出すということは、サービスの改良や充実につなげてお客様の役に立ったり、困っている人を助けることができたり、自分や家族の人生の選択肢を広げることにも繋がるのです。
いきなり借金を抱えたり、ボランティアで続けるのではなく、しっかりと利益を出すことを見据えて、今できることを着実に頑張っていきましょう!
私もいつでもあなたの相談を聞きますので、お気軽に相談してくださいね♪