個人起業家の皆さん、スコトーマという言葉は聞いたことがありますか?
スコトーマは、日本語で心理的盲点という意味です。
今回の記事では、スコトーマ(心理的盲点)が私たちの生活やビジネスに与える影響と、その対策についてご紹介します。
《目次》
スコトーマ(心理的盲点)とは
私たち人間は、自分の中で重要な情報と、重要だと思っていない情報を無意識のうちに取捨選択しています。
特に、現代は情報社会ですから、とにかく毎日たくさんの情報を目にしたり、耳にしますよね。当然ながらその全てを記憶できる人はいません。
スコトーマ(心理的盲点)というのは、無意識のうちに「自分には必要ない・重要ではない」と思ってしまっていることを指します。
でも、この「自分には必要ない・重要ではない」という思い込みこそ要注意!
実は、このスコトーマ(心理的盲点)に目を向けることで、自分自身でも気づいていなかった新しいアイディアや考えに気付けたり、自分の中で重要だと決めつけていた、こだわりや執着を手放すことができるのです。
まずはスコトーマ(心理的盲点)を自覚すること
まずは、人間誰しもスコトーマ(心理的盲点)があるということを自覚することが大切です。
自分が重要だと思ってこだわっていることは、果たして本当にそんなに重要なのか?
逆に自分では重要視していないことの中に、とても大切な考え方やアイディアが隠れていないか?
こうやって一度、自分の中の常識を疑ってみましょう。
スコトーマ(心理的盲点)をはずす方法
スコトーマ(心理的盲点)をはずすための方法はたくさんありますし、今日からでもすぐに意識できるものばかりです。
例えば、いつもと違う環境で、普段はあまり話さないような人たちと交流をすることで、自分にはない視点や新たな気づきを得られるという意味で、スコトーマをはずす方法の1つです。
また、ビジネス面では、信頼できるコーチ・コンサル・メンターがいる場合、その人との対話の中で、自分のスコトーマに気づかされるといったことも多々起こります。
新しい挑戦をしてみたり、新たな領域の知識を学ぶために本を読んでみたり、セミナーを受けてみるというのも、スコトーマがはずれるきっかけになります。
いつもなら興味もない、必要だと思わないものでも、少しでも興味が湧いたり、ピンときたものがあれば試してみる、挑戦してみるといった意識を持ちましょう!
スコトーマ(心理的盲点)を意識すれば、新たなアイディアや可能性が見えてくる!
狭い世界の狭い価値観の中で生きている時間が長くなればなるほど、スコトーマは自覚しづらくなり、結果的に、自分の強いこだわりや、固定概念に縛られて、もがいている人が、実は世の中にはたくさんいるのです。
個人起業家さんたちのサポートをしている中で、同じような理由で苦しんでいる人をたくさん見てきました。
スコトーマ(心理的盲点)を自覚して、意識してはずしていくことで、今までの自分では考えもつかなかった新たなアイディアや可能性が見えて、今よりもっと飛躍することができるかもしれませんよ♪
ぜひ、参考にしてみてください!