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起業家さんのサポートをしている中で、自己流でやっているけど上手くいかずに悩んでいる人をたくさん見てきました。
「自己流は事故る」と言われている通り、自分が良いを思っているやり方が必ずしも正解とは限らない。むしろ遠回りしてしまっているということは、起業の世界でよくあることです。
そんな時に大事なのが、守破離(しゅはり)という考え方。
起業初心者は、守破離の「守」が大事だというお話をしたいと思います。
《目次》
守破離(しゅはり)とは?
「守破離」は、日本の武道や芸道の世界で用いられる、成長の段階を表す言葉です。
最初は、「守(しゅ)」で、師の教えを徹底的に守り、基本を忠実に学ぶこと。
型を崩さず、教えられたことをしっかり守り、基礎を固めます。
自己流の解釈やアレンジはせず、まずは基本を完全にマスターすることを目指します。
次に「破(は)」は、基本を土台にしながらも、既存の型を破り、自分なりの工夫や改善を試みる段階です。そして最後に「離(り)」が、独自の境地を開き、型から離れて自由な発想で行動する段階となります。
起業における「守」の重要性
起業の世界においても、この「守破離」の考え方は非常に重要です。特に、起業初心者は、「守」のステップをしっかりと踏むことが成功への鍵となります。
まずは、成功している「型」から始めて、教えてもらったことを素直に受け取り、行動し、基礎を固めましょう!
せっかく起業塾に入ったのに、「自己流」から抜け出せない人もいます。教えてもらったことを素直に受け入れずに、上手くいかずに悩んでいる方もたくさんいます。
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自己流でやってみたけど上手くいかなかったから塾に入ったんだよね?
自己流を見つけて成功することは素晴らしいこと。
でもそれは守破離の最終ゴールであって、一番最初にできることではないんです。
がんばる起業家さんの心に響きますように♪