人を愛します
今回は、
医療関係の施設の社長さんや施設で働く職員さんからの相談を受けるお仕事をしていて
相談を受ける時に、身も心も相手に振り回されていた女性の
事例をお話します。
《目次》
自分を愛して人を愛す。大事なのは順番
彼女は、相手の役に立ちたい思いから
相談内容に深く入り込み感情移入し
感情もふりまわされていました。
自分の仕事があるのに
1時間の面談予定が5時間になってしまうことも頻繁でした。
でも
まず自分を愛して
そして人を愛します
この順番が大事
って教わって
距離をおいて
相手と接することが
できるようになったそうです。
距離を置くとはどういうこと?
Q:距離を置くとはどういうこと?
質問すると彼女は
A:「時間の区切りをつけること」
と教えてくれました。
具体的には
会議の時間が5時間とか
かかっていたところを
1時間経ったところで
終わることができるようになったそうです。
「今日は時間になりましたので
ここまで。
また必要でしたら次回」
きっぱり断ることが
できるようになったそうです。
「この後、相談できますか?」
と言われた時に
前は自分のことより
相手を優先していた。
「いいですよ」と相談を受けて
長い時間悩みを聞いていた。
でも
「今は都合が悪いので
次回でもいい?」
そう言えるようになった。
時間を区切ることで生まれた良い変化・気づき
時間の区切りをつけることで
相手が自分で考える時間が持てた
そしてその影響で
解決に進むのが早くなったそう・・・
すごいことですよね。
相手に合わせて長々と話を聞く
相手にとって優しさだと思っていた
でも実は違った。
相手とのつきあいに距離をおく
距離をおくとは時間の区切りをつける
そのことによって
自分も大切にできて
相手が自分で考えて
自分で解決していく力が
あることがわかった
ビジネスはメンタルが9割ですね
距離を置くと決めてからの自分の変化
自分が相手のことを
何でも受け入れていた頃
相手の都合や相手の感情に
同情して振り回されていた。
今は自分が距離をおくと決めたから
相手との適切な距離がとれるようになり
相手との関係も飛躍的に良くなっている。
少しずつ少しずつではあるけれど
自分の成長を感じている
その裏側では
自分との約束を守る!と決めて
コツコツとやってきたことが
自信にも繋がっているそうです。
だから
人を愛します
順番が大事。
自分のことも
たくさん愛してあげてね♪
私自身、幼少期に引きこもって話ができなくなってしまった過去があります。
人も好きじゃなくて人がたくさんいると黙ってしまう…
何をしゃべっていいかわからない…
本当に心を開いた相手にしかしゃべることができない
学校の行事や会社員時代のコミュニケーションも辛くてしょうがなかったんです。
会社員時代に研修担当になった時も、上手く話ができずに、みんなの前で堂々と話せる人が羨ましかったです。
先輩が辞めてから自分がやらなきゃいけなくなって、研修で講師をした時も、努力したけど上手くできずに怖くて今すぐ逃げ出したいと思ったことや、セミナーや講習などで低い評価をつけられて落ち込むことも多々ありました。
そんな苦しい時代もありながら、少しずつビジネスマインドやマナーの研修を受けたり、資格を取ったり、自分なりに努力した結果、研修の最後には拍手をもらえるほどに成長できたと思います。