不安や不満があっても、相手に遠慮したり、我慢してしまって、自分の気持ちや考えを伝えることができない・・・
起業家さんのサポートをしていると、そんな悩みを抱えたご相談をよくいただきます。
今回は、自分の気持ちを大切にして、向き合うべき人としっかり向き合うということについてお話ししたいと思います。
《目次》
第三者に愚痴をこぼすことは根本の解決にはつながらない!
起業家さんのお話を聞く中で、ビジネスで抱えている悩みやモヤモヤを私に吐き出してくれるのは、とても嬉しいし、助けになりたいと思うのですが、愚痴をこぼして終わり・スッキリ!では根本的な解決にはつながらないことも多々ありますよね。
『私はこんなふうに思っているのに、相手はわかってくれない』
『相手はこんなふうに思っているに違いない!』
特に、こんな言葉が出てしまう時は要注意。
相手のせいにして他責思考になってしまっていませんか?
向き合うべき相手と向き合おう
相手のせいにして、ずっと誤解してしたまま、悪い妄想が広がってしまうといいことはありません。
私がコーチ・コンサルとして話を聞いている中で、吐き出してスッキリ解決するものではないケースの場合は「向き合うべき相手としっかり向き合って、話してみようよ」と伝えています。
言いづらいかもしれない、我慢した方がラクかもしれない、相手と向き合うことを避けていたら、また同じことの繰り返しで苦しくなるのは目に見えています。
相手のことばかり気にするのではなく、まずは自分のことを大事にしよう
相手の気持ちがわからなくてモヤモヤしたり悩んでしまった時、自分が我慢すればいい、と思ってしまう人はたくさんいます。
でも、ずーっと我慢して自分自身の気持ちを抑えていても、第三者に愚痴をこぼしてなんとか発散しようとしても、苦しくなるのは自分なんですよね。
私のお客様は、私とお話した後に、意を決してモヤモヤしていたお相手と向き合って、しっかり自分の気持ちを伝えて話したそうです。
そうしたら、後日「相手のことを誤解していた!とてもいい話し合いができた!」と別人のように目を輝かせて報告してくれました。
我慢せずに、自分の気持ちをしっかり伝えること、そして第三者への愚痴ではなく、伝えるべき相手としっかりと向き合うことがとても大事ですね♪
私自身、幼少期に引きこもって話ができなくなってしまった過去があります。
人も好きじゃなくて人がたくさんいると黙ってしまう…
何をしゃべっていいかわからない…
本当に心を開いた相手にしかしゃべることができない
学校の行事や会社員時代のコミュニケーションも辛くてしょうがなかったんです。
会社員時代に研修担当になった時も、上手く話ができずに、みんなの前で堂々と話せる人が羨ましかったです。
先輩が辞めてから自分がやらなきゃいけなくなって、研修で講師をした時も、努力したけど上手くできずに怖くて今すぐ逃げ出したいと思ったことや、セミナーや講習などで低い評価をつけられて落ち込むことも多々ありました。
そんな苦しい時代もありながら、少しずつビジネスマインドやマナーの研修を受けたり、資格を取ったり、自分なりに努力した結果、研修の最後には拍手をもらえるほどに成長できたと思います。