皆さん、ChatGPTは上手く活用できていますか?
先日、個人起業家のお客様から「料理教室の契約書を作りたいんだけど、どんな内容を入れて作ればいいのかわからない・・・」というご相談をいただきました。
インターネット検索で契約書のテンプレートを探して作るという方法もあるのですが、ChatGPTに聞いてみるのも効率的ですよ♪
今回は、ChatGPTを使った契約書の作り方について。お料理教室向けのプロンプトのサンプルとChatGPTからの答えも合わせて公開したいと思います。
契約書を作る方法についてはこちらの記事にまとめました♪
《目次》
ChatGPTへの質問の内容
ChatGPTに聞いてみれば、と言われても、普段から使い慣れている人じゃないと、いったいどんな風に質問すればいいかわからないですよね。
ChatGPTに質問や指示を投げること・その内容を「プロンプト」と呼びます。以下、私が実際にChatGPTに質問・指示をした内容をシェアしますので、ぜひ参考にしてみてください。
あなたは法律の専門家です
これからオンラインでお料理教室をしようとしているA子さんがいます
オンラインでお料理教室を教える前に契約を結びたいです
契約書の見本を作ってください
どんな情報が必要ですか?
ChatGPTへの質問のポイントは、どんな前提条件かをしっかりと伝えること。
- あなた(ChatGPT)は法律の専門家
- お料理教室を教える前に契約を結びたい
という前提条件があった上で、
- 契約書の見本を作ること
- 必要な情報を教えてほしいこと
を伝えるプロンプトを作りました。
ChatGPTからの答え
A子さんがオンライン料理教室のための契約書を作成する際に必要な情報は以下の通りです:
当事者の情報:
A子さん(教室運営者)のフルネーム、住所、連絡先。
生徒(受講者)のフルネーム、住所、連絡先。
教室の詳細:コースの内容(料理の種類、教えるスキルなど)。
コースの日程、時間、持続期間。
教室が行われるプラットフォームや方法(例:Zoom, Skypeなど)。
料金と支払い条件:受講料の金額。
支払い方法(銀行振込、クレジットカード、オンライン決済など)。
支払い期限や分割払いの条件。
キャンセルポリシーと返金規定:キャンセルの条件と手数料。
返金の条件。
著作権とコンテンツの使用:教材やレシピの著作権。
教室の映像や資料の使用制限。
免責事項とリスク管理:料理中の怪我や事故に関する免責。
器具や食材の安全性についてのガイドライン。
個人情報の保護:受講者の個人情報の取り扱いと保護。
その他の条件や規定:コミュニケーションの方法。
契約の変更や解約の条件。
これらの情報を基に、法的に有効な契約書を作成することが重要です。契約書は、双方の権利と責任を明確にし、将来的な誤解や紛争を防ぐために役立ちます。また、日本国内でのオンラインビジネスに関する法律や規制に適合していることを確認することも重要です。法的なアドバイスを得るために、弁護士の助言を求めることも検討してください。
このように契約書の見本になるように必要な情報をたくさん教えてくれました。
ここからさらに「この内容を元に契約書の文章を全て作成してください」といったように、ChatGPTに指示を出していってみてください。
最後はやはり専門家のチェックが安心
ChatGPTにある程度は契約書の中身を作成してもらうのは可能ですが、ChatGPTだけを信じてこのまま利用する前に、やはり専門家の方に見てもらえるなら、お願いするのが安心かと思います。
例えば、『ココナラ』などプロに依頼できるプラットフォームを使って検索すると、1万円前後でチェックをしてもらうことができますよ。
ぜひ参考にしてみてくださいね♪