皆さん、スポーツ心理学で使われている「ピーク・パフォーマンス」という言葉は知っていますか?
今回は、スポーツでもビジネスでも共通する「ピーク・パフォーマンス」について、個人起業家さんのビジネスメンタルの側面からお話したいと思います。
《目次》
「ピーク・パフォーマンス」とは?
そもそも、ピーク・パフォーマンスというのは、スポーツ選手の状況に例えると、大事な試合のここぞという時などに、ものすごく集中・没頭することで、普段では考えられないようなパフォーマンスを発揮できる状態のこと。
「ゾーンに入った」とか「相手の動きがスローで見えた」などの表現も聞いたことがあるのではないでしょうか?
スポーツと同じように、ビジネスでも上手くいっている時に、この「ピーク・パフォーマンス」を発揮する人は多いです。自分でも驚くほどの力を発揮して、ビジネスが上手く回り始める、そんな状況を体験すると、とても自信に繋がりますよね。
人間、調子がいい時も悪い時もある
とはいえ、スポーツでもビジネスでも、いつも「ピーク・パフォーマンス」を発揮できるわけではなく、調子がいい時も悪い時も、自信がある時もない時も、もちろんありますよね。
特に調子が悪い、自信がない、上手くいかない時ほど、セルフコントロールがとても大事。特にメンタル面でのコントロールがパフォーマンスに大きく影響します。
上手くいっているとき、ピーク・パフォーマンスを発揮した経験があるなら、その時の自分を思い出してみましょう。
そして、その時の自分がどういう状態だったのかを分析できると強いですね。
コーチ・コンサルとして相手のピーク・パフォーマンスを引き出す力
個人起業家として日々ビジネスの戦場で戦っていると、やはり上手くいかないことが続くと自信がなくなって、ついつい「自分のここがダメだ」「これがダメだったんだ」と、ダメな部分ばかりを考えてしまいますよね。
一人きりで考えていると、このような思考になってしまうのは仕方のないことです。
そんな時に力を発揮できるのが、ビジネスメンタルのコーチ・コンサル存在。自信がなくなって、ダメなところばかり見がちな時ほど、上手くいっていたときのことをしっかりと聞き出します。
コンサルの立場で「上手くいってるときはどうだった?」と相手に聞いていくことで、相手も自然と上手くいっていた時のことを思い出しながら、良いイメージが浮かびます。
上手くいっているときをイメージした状態で「どんな気持ちだったのか」「どんな行動をしていたのか」「どんな言葉を使っていたのか」など、さらに深掘りしていきます。
そうすることで、少しずつ自信を取り戻していったり、今の自分と良い時の自分を冷静に比べて分析できるようになるのです^^
スポーツもビジネスも同じ!ここぞというときに、ピーク・パフォーマンスを発揮できるように、ビジネスメンタルのセルフコントロール一緒に頑張っていきましょう!
私自身、幼少期に引きこもって話ができなくなってしまった過去があります。
人も好きじゃなくて人がたくさんいると黙ってしまう…
何をしゃべっていいかわからない…
本当に心を開いた相手にしかしゃべることができない
学校の行事や会社員時代のコミュニケーションも辛くてしょうがなかったんです。
会社員時代に研修担当になった時も、上手く話ができずに、みんなの前で堂々と話せる人が羨ましかったです。
先輩が辞めてから自分がやらなきゃいけなくなって、研修で講師をした時も、努力したけど上手くできずに怖くて今すぐ逃げ出したいと思ったことや、セミナーや講習などで低い評価をつけられて落ち込むことも多々ありました。
そんな苦しい時代もありながら、少しずつビジネスマインドやマナーの研修を受けたり、資格を取ったり、自分なりに努力した結果、研修の最後には拍手をもらえるほどに成長できたと思います。