「成約した塾生さんから『(商品・サービスが)思っていたのと違った』と言われるのが怖くて行動ができません。」
行動サポートやビジネスメンタルのサポートをしていると、このような相談を受けることがとても多いです。今回は、上記のような相談を受けたときに、私がお話ししている内容をシェアしてみたいと思います。
《目次》
日頃からお客様とコミュニケーション取れていますか?
まずは「思っていたのと違う」と言われるようなシチュエーションを想像してみましょう。
受講生さんがそのようなことを言ってくるときって、いきなり言われるのではなく、その前にきっと前兆があったはずです。
小さな積み重ねで、おさえていた気持ちが耐えきれずドカーーンとなるのです。
それを防ぐためには、受講生さんと日頃からコミュニケーションをしっかりとること。
口では「大丈夫です」と言っていても本当は困っていることもあります。
Zoomで画面越しだったとしても、相手の表情、顔色、言葉、口調、しぐさ など 全体から相手の方の思いを受け取り感じ取って『いつもと違うな?』に気づいて優しく聞いてみてくださいね。
日頃から相手のことを理解して、相手のお役に立っていたら大丈夫ですよ。
あなたが今、不安に思っていることは現実?妄想?
お客様に「思っていたのと違う」と言われることが怖い、この気持ちもとてもよく分かりますが、今回の1番のポイントはここではありません。
というのも、こういう相談をしてくれる方は、まだ、受講生さんもいない、まだ成約を取れていない状態の方だったりするのです。
自分のことをとっても客観的に理解して素晴らしいですよ。
でも、あなたが今、不安に思って行動がストップしていることは
現実ですか? 妄想ですか?
ということです。
まだ塾生さんがいないうちから、受講生になってクレームがきたらどうしよう・・
と思ってもし、それが原因で行動がストップしていたとしたら
とってももったいないと思います。
私たちが恐れているのは現実じゃない
私たちが恐れているのは心の中のイメージ
そうなった時は先輩に対処方法を聞けばいいですよ。
私に相談していただいても、
「こうしてみたら〜」って軽くお伝えできますよ。
どうしたらいいかわからない人はメンター、コーチ、コンサル なんでもいいから 相談できる人がいるといいですね。(相談する相手を間違えないこともポイントです!)
私自身、幼少期に引きこもって話ができなくなってしまった過去があります。
人も好きじゃなくて人がたくさんいると黙ってしまう…
何をしゃべっていいかわからない…
本当に心を開いた相手にしかしゃべることができない
学校の行事や会社員時代のコミュニケーションも辛くてしょうがなかったんです。
会社員時代に研修担当になった時も、上手く話ができずに、みんなの前で堂々と話せる人が羨ましかったです。
先輩が辞めてから自分がやらなきゃいけなくなって、研修で講師をした時も、努力したけど上手くできずに怖くて今すぐ逃げ出したいと思ったことや、セミナーや講習などで低い評価をつけられて落ち込むことも多々ありました。
そんな苦しい時代もありながら、少しずつビジネスマインドやマナーの研修を受けたり、資格を取ったり、自分なりに努力した結果、研修の最後には拍手をもらえるほどに成長できたと思います。